費用が高価
複合加工機の価格はいくらなのか?
オープン価格
複合加工機は基本的にオープン価格で販売されているようです。購入する先により値段が異なります。 また、複合加工機と一口に言っても、多様な種類があり、種類によっても値段やスペックが変わってくるので、まずはどのようなワークを、どのような精度で、どのようなロットで、どのようなプログラミングを使って加工するのかを明確にすることが大切です。価格の目安
ここでは、インターネット上で参考価格が表示されていた複合加工機、マシニングセンタの値段を参考までに見ていきます。メーカーや年式、モデルも異なるため、単純に比較はできませんが、マシニングセンタの価格と並べてみると複合加工機が高価であることが見て取れます。メーカー | 型式 | 年式 | 価格 | |
---|---|---|---|---|
複合加工機 | DMG森精機 | NT4250DCG/1500S | 2011 | 2420万円(税込) |
複合加工機 | 中村留精密工業 | SC-100 | 記載なし | 1584万円(税込) |
ターニングセンタ | 東芝 | TMF-10 | 2000 | 1430万円(税込) |
立型マシニングセンタ | DMG森精機 | MILLTAP700 | 2015 | 550万円(税込) |
立型マシニングセンタ | 三菱重工 | DV70 | 2006 | 462万円(税込) |
参照元:【PDF】RE-MACHINE(https://www.re-machine.jp/remachine_info/information/06remachine_pricedown_1_20210616.pdf)
参照元:Tool Navi.jp(https://toolnavi.jp/machinenews/newslist/6-2)
複数のメーカーから比較検討を
複合加工機は種類によって機能が違い、またオープン価格で販売されているので、可能であれば複数のメーカー・商社に問い合わせをしてみることをお勧めします。
販売価格が異なる点もそうですが、複合加工機は買って終わりではなく、導入後の保守・修理が必要になります。そのようなアフターサポートは、販売元のメーカー・商社が担うことがほとんどであり、サポート内容や範囲も違ってきます。
どんな機械を、いくらで扱っていて、どのようなサポートが受けられるのかを数社に問い合わせ、比較してみると良いでしょう。
また、複合加工機はじめ工作機械のリースを行っている会社もあります。リースであれば初期投資額を抑えられるので、購入前にまずは使ってみたい、という方はこちらも検討してみてください。
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おすすめ複合加工機メーカー3選
メリットはありつつも導入に二の足を踏んでいる工場向けにおすすめの複合加工機メーカーをまとめました。
設備導入費・使い勝手
が気になる
月額定額で使用できる
中村留精密工業

https://www.nakamura-tome.co.jp/
スペース・生産数
が気になる
省スペースでも導入できる
ブラザー

https://www.brother.co.jp/product/machine/index.aspx
自社のワークに対応できるか
が気になる
大型機・特殊機を販売する
日精ホンママシナリー

http://www.nissei-homma.co.jp/
【選定条件】
2022年9月29日時点でGoogle検索で「複合加工機」と調べた際に公式HPが表示される会社の中から実際の製品例が確認できる11社を選出し、下記根拠を元に3社をおすすめとして紹介しています。
設備導入費・使い勝手が気になる…11社で唯一月額サブスクリプションサービスを提供する「中村留精密工業」
スペース・生産数が気になる…11社で最小の複合加工機を製造する「ブラザー」
自社のワークに対応できるかが気になる…11社で最大のテーブル径を誇り、特殊機を製造する「日精ホンママシナリー」